シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の謎を解明!タイトルのリピート記号や、3.0+1.0とは

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エヴァンゲリオン劇場版シリーズとは

通常、エヴァエヴァンゲリオンと呼ばれるシリーズはアニメシリーズや旧劇場版シリーズを指します。

 

アニメが「おめでとうエンド」(シンジの深層世界から、急に仲間たちが現れて「おめでとう!」と祝福されて終わる)が炎上して、それらを補間するために旧劇場版シリーズが二本上映されている。

 

ちなみにこの2本も終わり方が非常に難解。


それをリビルトしたのが、ヱヴァゲリヲン新劇場版シリーズ。

 

序、破とスムーズに公開されたが、3作目の「Q」が急に14年後から始まるストーリー。かつ、シンジが侵した罪を知った後半は鬱展開である。


これに伴い、監督もヱヴァと向き合うのを止めて7年の時が流れた。

 

「0706作戦」で分かったこと

 

冒頭の舞台はパリ。

Qの最後で負傷した、2号機と8号機にリカバリーパーツを手に入れるためにユーロネルフを訪れる。

その作戦は元ネルフにもバレており、ネルフのヱヴァ4444cや44Bの襲撃が。


「序」で行われたようなポジトロンライフルでの作戦で、ミサトとゲンドウが完全に敵対していることが見て取れる。

 

最終的に4444cにエッフェル塔をぶちこむwww作戦により、ヴィレが勝利する。


なぜかアスカやシンジとはまだ合流できていない。


(おそらく、L結界密度が高い空間では人間が近づけないから。とすればその赤い大地を歩いている彼らは「人間」ではなくなっと言える。

彼らが14年経っても、大人にならないのはそういう呪いをかけられたから。)

 


ーリピート記号や、ヱとエの違いー

 

ヱヴァは全編通して音楽関係の仕掛けが散りばめられている。


序破急能楽からきているし、Qではピアノを弾いているシーンが長かった。そこから考えると、タイトルの記号はリピート記号となる。


コロンが前半についているなら、フィナーレだ。しかし、フィナーレでありまた
新たな始まりだとも考えられる。

 


カオルくんの発言から、新劇場版シリーズは何周目かの世界だと言われている。すなわち、一週目が旧劇場版シリーズではないかと。

そこで作り変えられた世界で、同じようなことを繰り返しているのではないだろうか。

 


Qでロンギヌスの槍を2本抜いたことで、フォースインパクトを起こしかけたのは分岐点だと思われる。


あそこでカオルくんが排除されて、シンジやアスカたちが合流したことで「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に続くのだろう。


既にニアサードインパクトが起きているので、ネルフ関係者以外は死んで死んでしまっている。この世界にも納得できないシンジはどういう結末を選ぶのか。


ポスタービジュアルには、

続、そして終。非、そして反

と書かれている。


普通の時間軸では、Qからの話が「続」いて終わる。

でもその裏側では、これまでのエヴァの「非」が起きて
反(ANTI)が起きるともとれる。


ということは4作目では、ANTIエヴァということで
エヴァの常識を超えてくるのかもしれない。