【シン・エヴァンゲリオン劇場版】0706作戦で冒頭10分を公開したワケ。
東洋経済の記事が興味深かったので、引用しながら考察しよう。
その理由は、2016年の映画『シン・ゴジラ』公開時のメッセージの中で明らかになった。庵野監督が「『エヴァ:Q』の公開後、僕は壊れました。いわゆる鬱状態となりました。6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした」と告白したのだ。
『エヴァンゲリオン』は彼の世界観を色濃く反映した作品である。というよりも、庵野秀明そのものといってもいい。1本ごとに完全燃焼となるまで自分を追い詰め、精神的にも体力的にもギリギリのところでスクラップ&ビルドを繰り返し、身を削りながら作りあげてきた作品だ。
あれから1年。公開まで待ちきれないファンに向けて、この7月6日に大規模なイベントが行われた。
それは、パリ・ロサンゼルス・上海・札幌・東京2カ所・名古屋・大阪・福岡という4カ国8都市で“『シン・エヴァンゲリオン劇場版』0706作戦”と題し、パリで開催中のイベント「JAPAN EXPO」内で行われたステージの同時中継を行ったのだ。
このイベントで冒頭10分が公開されたのは、舞台がフランスパリだったからだと言う。エッフェル塔が4444cにぶち込まれるシーンでは歓声が上がっていた。
また、ヱヴァファンは考察したがりが多い。
冒頭の10分だけdr、膨大な考察を始めている人は少なくない。
こういう宣伝を取ることで、前作からの空白の7年をファン自身が
埋めていくことができる。
こういったプロモーションは、来年6月までに何度も行われるだろう。
離れていったファンを引き戻す一方で、未だヱヴァを観たことのない人への露出もできる。