【シン・エヴァンゲリオン考察】アダム(使徒)の卵は白き月で、リリン(人間)の卵は黒き月。使徒は人間の別の可能性だった。
今回はエヴァンゲリオンがよく分からなくなる設定としてある、使徒や人間の関係。Qの後半に出てくる、白き月や黒き月の話をしたい。
まず、エヴァの初期設定として神によって
知恵の実と生命の実がばらまかれました。
それらが地球に落ちてきた。
まず地球にアダムの卵=白き月が地球の南極に落ちました。
アダムは使徒を生み出しました。
アダムから使徒が生まれた時点で、次はリリスの卵である
黒き月が箱根に落ちました。
これがファーストインパクトです。
黒き月の衝撃で、使徒やアダムは眠りにつきます。
ようするに、持っている実と姿が異なるだけで
本質的に使徒と人間は一緒なのです。
このあたりは、Airまごころを君に。でミサトさんが
語っています。
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使徒は人間と一体になることで、両方の実を持っている
完全な存在になりたい。
だから、箱根までわざわざいらっしゃいます。
サードインパクトを起こされて、人間を死滅させないために
ネルフはエヴァを使って頑張ります。
すなわち、エヴァンゲリオンとは人間と使徒の
生き残り戦争なわけです。
生命の源として、落ちてきた白き月を第一の使徒。
普通に見てたら、1と2はどこいったの?
と思いがちです。
全ては庵野監督の思い通りです。