新世紀エヴァンゲリオンの「おめでとうエンド」は何がどうして「おめでとう」なのか。

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新世紀エヴァンゲリオンでは、「おめでとうエンド」と呼ばれる最終回があちます。その直前までの鬱屈とした展開からの「おめでとう」。当時アニメを見ていた人は、呆気に取られたと聞いている。

 

この「おめでとう」は何がおめでたいのか考察しようと思う。

 


アニメシリーズの最終回では、シンジの心の補完が行われる。

 

これまでにエピソードであった、孤独なシーンや誰かと分かり合えなかったシーンがまとめられる。

それらを踏まえて、「人類は一つになるべきである」という結論が導かれます。

 


ここからは、シンジの内面世界の話が続きます。自分には価値がない、と思い込んでいるシンジの元にアスカやレイが現れて「好かれるのは慣れてない?」と問いかけます。


シンジは時間をかけて、自分の悪いところと良いところを受け入れはじます。

 


受け入れることで、シンジに内面世界にヒビが入り破壊された先には主要人物が拍手をしながら待っていました。

 


ここからが例の「おめでとうエンド」です。

 

 

おめでとうとは、シンジが自身の悪いところを受け入れて成長したことへの「おめでとう」だったのです。


すなわち、旧アニメは「シンジに心の補完」がテーマだった。

と分かります。

 

  

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